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2018.11.16 (2021.08.06 One's Ending編集部 加筆)

遺品整理、生前整理で出た不用品の処分方法まとめ

遺品整理や生前整理、実家の片付けなどを始めようとしたとき、物の量に驚き、不用品やゴミの処分方法に困る方が多いのではないでしょうか?
不用品やゴミの中には捨てにくいものが含まれていることが少なくありません。
また、処分方法に迷っているうちに、どんどん後回しになっていくという話もよく聞きます。
そこで、この記事では、遺品整理や生前整理などで出た不用品の処分方法を解説します。
捨てる以外の方法も紹介しているので、ぜひ参考にして片付けを進めてみましょう。

遺品整理や生前整理で出た不用品を処分する方法

遺品整理や生前整理で出た大量の不用品をすべて捨ててしまうのはもったいないと感じる方も多いでしょう。
しかし、捨てるつもりで片付けないとなかなか物が減りません。
上手に不用品を処分するには次の3つの方法を検討しましょう。

 

ゴミとして処分する

遺品整理や生前整理で出てきた不用品の多くはゴミとして処分するものと考えましょう。
賞味期限期切れの食品や冷蔵庫の中のものなどは、どんどん可燃ゴミとして処分します。
使用した古いタオルやシーツなども捨てていきましょう。

 

人や施設に譲る

片付けをしている方には不用品でも、まだ使えるものも出てくるでしょう。
単純にすべてをゴミとして捨てるのではなく、欲しい方が見つかれば差し上げるのもよい処分方法です。

 

洋服、着物

 

買取をしてもらう

遺品整理や生前整理で出てきたもので、状態のよい貴金属やブランド品、骨董品などは高価で売れる可能性があります。
片付けの際に買取できそうなものは仕分けしておくとよいでしょう。

 

ゴミとして出す方法

遺品整理や生前整理で出た不用品をゴミとして処分するには、次の2つの方法があります。

 

自治体の回収に出す

可燃ゴミや不燃ゴミ、資源ごみなどの一般的な家庭ゴミは自治体の回収に出しましょう。
自治体の回収では、それぞれの市町村でゴミ出しのルールが異なります。
収集日が決まっていたり、ゴミ袋が指定のものだったりするため、遺品整理や生前整理をする前に確認しておきましょう。
とくに大型の家具など粗大ゴミを出す予定の方は、先に収集日の予約をしたり、粗大ゴミチケットを購入したりしなければなりません。
収集日から逆算して片付ける日を決める必要もあるでしょう。
ご自身でゴミの処理センターなどに搬入する際も事前予約が必要な自治体があります。
お住いの自治体のルールを確認して、必要な準備をしておきましょう。

 

不用品回収業者を利用する

一度にたくさんの不用品を処分したいときや、自治体の収集日と都合が合わないときなどは、不用品回収業者を利用しましょう。
基本的にはゴミの分別は依頼主自身で行うものですが、ゴミ屋敷の片付けなどを受け付けている業者ではスタッフがゴミの分別まで行ってくれるケースもあるようです。
不用品回収は業者によって料金システムが異なります。
依頼する前に必ず複数の業者に相見積もりをとって、納得できる業者を選びましょう。

 

欲しい人に譲る方法

物がたくさんあるなかで、人にお譲りして喜ばれるものを選び出すのは難しいかもしれません。
人に譲れそうなものを事前にピックアップして、仕分けておくとよいでしょう。

 

親族に形見分けする

親族が集まって遺品整理をする場合には、形見分けをしたり、故人の思い出の品から欲しいものをもらったりと、その場で話し合いながら進めましょう。

 

エンディングノートをチェックする

もし故人がエンディングノートを残されていた場合には、「〇〇は△△さんに渡す」などといった記述がある可能性もあります。
家族や親族は知らなかったけれど、故人が約束したというケースもあるので、エンディングノートを確認して、なるべく故人の意向を尊重しましょう。

 

地域情報サイトや「ジモティー」などを利用する

地域のフリーペーパーや地域情報サイト「ジモティー」などでは、不用品の引き取り手を探すことが可能です。
かなり格安での取引になりますが、不用品の処分にお金がかからないだけお得ともいえるでしょう。
埼玉県さいたま市などの自治体では、ジモティーと連携協定を締結していて、不用品のリユースなどに力を入れています。

 

買取や売却をする方法

遺品整理をしていて、骨董品や貴金属、ブランド品など、値打ちがあるものが出てくるかもしれません。
遺品の買取や売却を検討するようでしたら、次の3つの手段があります。

 

取専門店に依頼する

骨董品やブランド品などは買取専門店に持ち込んでみましょう。
趣味で収集しているキャラクターグッズやゲームなども、売れる可能性があります。
一口に買取専門店といっても、店舗によって得意とするジャンルは異なります。
高価買取してもらうには、店舗による得意ジャンルを理解することも大切です。
複数のお店に査定を依頼してから、買取をしてもらいましょう。

 

本、DVD

 

リサイクルショップに売る

比較的新しく状態のよい家具や家電などは、リサイクルショップで買い取ってもらえます。
自宅まで引き取りに来てくれるお店もあるので、問い合わせしてみましょう。

 

ネットオークションやフリマアプリに出品する

買取専門店やリサイクルショップで値段がつかなかったものでも、ネットオークションやフリマアプリで落札してもらえるものもあります。
実際にフリマアプリなどを見ると、アイドルグッズや着物の反物、不揃いの食器セットなどさまざまなものが出品されています。
とくにコレクターが欲しがる限定グッズなどは、ネットオークションやフリマアプリで売れる可能性が高いものです。
出品や落札時のやり取りなどが面倒でなければ、使ってみるのもよいでしょう。

まだ使えるものは必要な人へ

遺品整理や生前整理で出た不用品の多くは、一般的にゴミとして処分されます。
しかし、ゴミとして出すのにも処分費用がかかりますし、まだ使えるものを捨ててしまうのはもったいないことです。
可能であれば、人に譲ったり買取などに出したりすることを検討しましょう。
捨ててしまえば「ゴミ」になってしまいますが、誰かが使ってくれれば「モノ」として生き続けることができます。
遺品整理をする中で使えそうなものを整理して、「売る」「譲る」など活用してみてはいかがでしょうか。
処分する場合は、ルールに従って適切に処分するようにしましょう。

 

この記事を書いた人
One's Ending編集部
関東の遺品整理専門会社(株)ワンズライフのメディア編集部です。 遺品整理、生前整理、空家整理に関することから、終活、相続税に関することまで。人生のエンディングにまつわる、役に立つ情報やメッセージをお届けしていきます。
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