分譲住宅の特殊清掃でご遺族にとって最善の方法とは?(東京都足立区)

最近、孤独死をされた現場の特殊清掃と遺品整理のご依頼を受けた際、同い年の方が亡くなっているという事態に遭遇することが一度や二度では無くなってきました。

今回の東京都足立区の特殊清掃現場も、亡くなられた方は私と一才違いの方でした。亡くなられた方の弟さんからのご依頼で、作業をさせていただきました。

リビングと居室の間に半間の通路のようなものになっており、その狭い場所の床の上で亡くなられていました。発見まで半年を要しており、家族からも疎遠の方でした。悲しい現実です。

床はフローリングの上にコルクタイルを敷いて床の冷たさと防音対策をしてあったところでしたので、通常ですとコルクが体液をかなり吸ってくれているはずなんですが、今回のコルクタイルは表面に汚れ防止の意味で、コーティングがなされていたので体液は毛細管現象でコルクタイルとフローリングの間でかなりの拡散をしてしまっていました。

狭い場所でしたので、壁にも寄りかかる形になっていたので、巾木とフローリングの隙間から床下地の根太を通り、その下のスラブと呼ばれるコンクリートにまで体液が垂れていました。

体液の流れた根太も撤去した後、スラブの上の体液を洗浄してスラブは溶剤洗浄をし、体液のついた部分は徹底的に除去をしてから、除菌剤を部屋中に噴霧して強力なオゾン燻蒸を行い、家財の仕分け搬出をしました。

その後、壁と天井のビニールクロスを剥がして、ルームクリーニングをしてから5日間かけて仕上げのオゾン燻蒸です。ここまでで、通常は臭いが取れます。

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今回は分譲住宅の現場でしたので、この先どうされるかの相談もさせていただきました。

①リフォームして遺族の方が使用する。

②一般の方に向けて売りに出す。

で③買い取り業者に売却する。

④リフォームして賃貸物件にする。

②の場合、現状のまま売り出すのとリフォームしてから売り出すのと2種類あります。

今回の場合、すぐ下の階でフルリフォームした家が980万円で売り出されていてまだ売れていない事例があることから、買い取り業者の買取ではほとんど値をつけてもらえませんでした。

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そうすると葬儀費用や遺品整理費用に充てた金額が赤字になってしまいます。

そこで、床を復旧して壁と天井のビニールクロスを貼り、その他の不具合箇所の修繕をした後に一般の方に売り出しましょう。という提案をさせていただきました。

例え300万円、400万円で売却することになったとしても赤字になりことはないだろうというやり方は、この方法しか無さそうだからです。孤独死現場ではケースによって最善の方法をとり、遺された方々が負担にならないようにしていかなければなりません。

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