私達は大家さんが困っているのを知っています

遺品整理士として仕事をしているといろんな場面を目の当たりにします。



昨年のことではありますが、横浜の貸家の中で孤独死をされた方がいらっしゃって、大家さんから事件現場特殊清掃と遺品整理を依頼されました。
亡くなられてから、3か月ほど発見されなかった状況でのご依頼でした。
2DKの部屋で2t車4台ほどの家財を出し、亡くなられた場所が和室であったため、畳を撤去し、畳の縁からも大量の体液が畳下地の板に、さらに床下の土まで流れていたところを、畳下地の板及び体液を吸った土壌も撤去した現場でした。体液自体を取り除くことはできましたが、しっくい壁や無垢の柱などに浸み込んだ臭いは、消臭液を噴霧し、オゾン発生器でオゾン燻蒸しても、一時的には臭いは消えますが、必ず「臭いの戻り」があります。

このことは大家さんには、当初見積もりの段階から説明をしていて、大家さんからも「この後、人に貸すことはない。」といわれて居りましたので、これ以上臭いが発生することはない。という了解のもと、作業させていただきました。



ただ、今回ブログのタイトルに、「大家さんは困っています。」と書いたのは、今年になって遺族の方が、大家さんの立て替えた「作業代金の支払いを拒否します。」と言ってきたからです。いわゆる「相続放棄」の許しを裁判所から与えられたということなのです。

裁判所は、故人が借金などの負の遺産を残したりして、遺族が窮地に立たされたりすることを防ぐ目的で「相続放棄」の許しを与えてくれるのですが、今回の場合はそれに該当したのかもしれません。

大家さんは、建物に火災保険を掛けていたので、作業代金の半分以上は保険で賄えたようですが、足りません。
今回の場合は、今後、人に貸すつもりはない、ということでしたからまだ良かったですが、人に継続して貸す場合は「告知義務」がありますので、”家賃を下げないと人が入らない。”という事態にもなります。大家さんには、かなりのリスクです。
そこで弊社の扱う保険は、50万円までの保険金が下りることに加え、週2回の見守りサービス付きですので、独居のご老人に住まいを貸す場合、賃貸条件に決めている大家さんもいらっしゃるほどです。

これからますます需要が増えていくことになると思います。

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