川崎・横浜で出会った認知症の父親を持つ娘さんからの依頼

私の父親も一昨年亡くなる前に2年ぐらい重度の認知症を患っていました。

うちの家系は祖父もやはり重度の認知症を患っていましたものですから、私も子供の頃、その悲惨さを目の当たりにした経験があります。

いまでもよく覚えてい るのは、掛けていた電気毛布の中の電線を取り出してしまって、その電線を汚物にまみれながら、体中にぐるぐ る巻きにしてしまってるものですから、身動きが取れなくなって、うんうん唸っている姿です。あとは、私の母親から、「トイレは自分で行ってください」と怒られるものですから、自分で行こうとはするんですけど、お 尻がゆるくなってしまって我慢ができなくて、廊下に垂れ流しになっている様子がまざまざと思い出されます。

昔はケアマネさんもいらっしゃらないので、娘や嫁が汚物の処理から精神的ケアまで全部していて、子供ながらに認知症を憎んでいたものです。今回、見積りのご依頼をいただいていた方のところも、お父様が認知症を患っていらっ しゃるお宅でした。

認知症の方に特有の、物を買っても買ってもまた買ったことを忘れてしまうので、どん どん物が溜まってきてしまっていました。しかも、買ったものは「使うもの・大事なものである」ということ だけは覚えてるので、捨てさせてくれないから、本当に天井までも物があふれている家でした。

娘さんはもう嫁 いでおり、その家にはいないのですが、お母様はまだお父様と一緒に暮らされていて、しかもお母様は足が悪くて片付けができないという状況です。お母様からのSOSで娘さんが上京され、びっくりし て、弊社に見積もりの依頼をされたという経緯でした。

お身体はお元気ですから、片付けようとすると暴 れるらしく、説得はむずかしい状態なので、外に連れ出しているうちにやってしまおうかと考えておられていました。ご事情を聞いてお役に立ちたいと思いこのようなケースに合った段取りを丁寧にご説明したところ、今回は、帰ってきてから物が無くなっていることがわかると、大変なことになってしまうので、「もう ちょっとボケてからになるかもしれません」ということです。

引き続きご連絡を取り合いながら状況が変わったときにはすぐに対応しますとお伝えしその日の見積もりは終了です。

認知症の親のお片づけは非常に難しい問題です。娘さんも「ホームに入れてし まって、友達がたくさんできたら変わってくるかしら?」とか何か突破口を探しておられました。私たちも、専門家の方と勉強会を設けたりして いるところです。

 

Copyright (C) 2016 株式会社ワンズライフ All Rights Reserved.

まずはお電話かメールフォームでお問い合わせください
  • 遺品整理をお急ぎの方へ
  • 生前整理をお考えの方へ
  • 特殊清掃にも対応いたします