特殊清掃と感染症について(埼玉県和光市)

埼玉県和光市の賃貸物件の管理をしている不動産屋さんからの依頼で、特殊清掃と消臭及び内装防臭リフォームをお願いしたいというものでした。

家財については、賃貸の保証人を保証会社がしているので、家財の一切は保証会社の関連会社が運び出すということになっていましたので、家財が無くなってからの清掃・消臭作業になりました。

本当は、体液のついた家財もありましたのでせめて消毒をしてから、外に菌をまき散らさないようにしなければいけないのに、保証会社の担当員にはわかっていただけませんでしたので、作業員の方はビニール手袋のみで運び出そうとしていましたから、見かねて消毒液だけは噴霧してあげました。

聞くとそのまま運び出している例は一度や二度ではないそうです。消毒は大事ですよ。感染症の危険はいつ当たるかわかりません。

家に帰って幼い子供に感染してしまうかもしれません。

命にも関わることになるということを認識していない人が多いので、ことあるごとに我々事件現場特殊清掃士などの知識を持ったものが告知していかないといけないことだと思います。

知識を得た人が無知な人にモノを教えることは何の世界でも同じことだと思います。

そうして格差をなくしていくのです。搬出作業員さんの帰った後は、家財は無くなっているものの体液のあった場所は放置してあるので、かなりの臭いはあります。

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今回は畳の上に敷いてあった布団の上でお亡くなりのケースです。でも体の半分以上は布団からはみ出していますので、むしろ畳に直接体液が残っています。

まず畳の上の体液を取り除き畳表をカッターなどを用いてはぎとります。

それから、畳用のビニール袋(なんと長さ2.1m)に入れてしっかり封印をします。

体液のついた畳はこの作業を繰り返します。畳をあげてみると下には防湿ビニールを敷いてあったので、甚大な被害は出てはいないようですが階下の方からはウジ虫が天井から降ってきたというクレームがあったようなので、畳と畳よせといわれる畳を囲っている板との間から、少量の体液が階下にまで垂れている可能性があります。

畳下地の板を剥がしてみて、体液の行方を追いかけることは必須事項ですので、行いましたところ天井下地の板で体液が止まっていましたので、そこを清掃して防臭コーティングを施し、畳下地の板を復元し床周りにマスキングを施します。

これを行わないと古いアパートとかですと他の部屋にも消臭器のオゾンが回っていってしまって、現在の住民の方が呼吸障害を起こすことにもなりかねないからです。

マスキングを施したら、除菌剤を噴霧してオゾン発生器を作動させて本日は終了です。

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