孤独死から守りたい!遺品整理から見えてきたある考え

遺品のお片づけというお仕事は時として葬祭の一つとして捉えていただくのが良い場合もあるなあ、という気持ちになることが往々にしてあります。特にご高齢の方に限らずなのですが、孤独死された現場のお片づけの場合は強く思います。

そしてこの数年、最近テレビやメディアでも取り上げていただいておりますように、とくに介護が必要になってからの高齢者の引きこもり、その先の孤独死の増加が大きな社会問題として関心を集めています。

2013年(平成25年)には総務省から「高齢者の社会的孤立の防止対策等に関する行政評価・監視<結果に基づく勧告>」というデータが公表されるなど、国としても高齢者を孤独死から守るべく、自治体と共に取り組む施策が地域単位で行われています。また企業レベルでも独居老人の見守りサービスを付帯する商品の登場にも目をひかれますね。

今日は、孤独死について考えてみます。ただし残されたご遺族様の視点や遺品整理専門会社の視点というより、あくまでも想像の範疇からご本人の視点を探るということで、なにぶんにもご了承のうえお読みいただければ幸いです。わたくし自身もおひとり様でまさに将来の孤独死予備軍ですからそれはもう真剣にならざるを得ません。超高齢化の日本に暮らす私たちは、変に怖がらず楽観視しすぎずフラットな視点で考えて準備をしておく必要があります。

まず孤独死とは…主に一人暮らしの人が誰にも看取られること無く、当人の住居内などで生活中の突発的な疾病などによって死亡することを指す。 特に重篤化しても助けを呼べずに亡くなっている状況を表す(Wikipediaより)

法的に明確な孤独死の定義はなく、死因統計(警察庁)では変死に分類されます。孤独死のニュースを目にしたとき私たちが感じる恐怖にも似た感情の大部分が「発見されるまで誰にも知られることがなかった」という状況を想像することから来ているのではないでしょうか。

一方、2016年の一年間でおよそ40回以上、神奈川県を中心に地域の高齢者様向けの終活セミナーでお話しさせていただいた中で、どの地域でも「病院で管につながれて死にたくない」「ピンピンコロリできたらいいね」ということを耳いしました。特に自分の意志に反した救命処置をされたらどうしようという恐れを口にされる方が多かったですね。

いまや自宅で誰かに看取られながら人生を終えることは難しい時代なのか!?
実はそんなに難しいことでは無いのでは?というのが私なりの意見です。ただしご自身の計画と継続するほんの少しの努力が必要になりますが。次回はどうやったら自宅で最期を迎えられるかについて書きますね。

わたくしは現在52歳、100歳まで生きるとしても誰かの手を借りず元気に日常生活ができるのは何歳まででしょう。ここまで書いてきて往生際が悪いと申しますか、その時のことを考えるとそれはもう恐ろしいやら切ないやらでつい考えるのを避けてしまいそうになります。しかし、遺品整理の専門会社の女社長としてまた終活カウンセラー上級として自社でセミナーも開催する立場として、わたくしは高齢者が明るく前向きに人生を生きるための最新の情報、知識を人さまにお伝えしている以上、この社会問題に正面から取り組まねばならないと感じております。

そしてこの問題の解決策が自分なりに掴めたとき、私たち世代から終活の一つとして生前から遺品整理を見据えた身じまい家じまいの準備をすることが文化として根付いていくのだと信じています。

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