遺書

死を前提に自分の気持ちを家族や関係者へ記した「最後のメッセージ」です。
病死における家族などへの感謝の言葉、自殺における身の潔白や保身、加害者への憎悪や怒りなど、心情について書かれるものであり、遺言書のように遺産のことは書きません。
また、書いてあっても法的効力は発生しないため、残された財産の相続を話し合う時にはご注意が必要です。

遺書と間違えやすいのが遺言書やエンディングノートですが、遺言書はおもに「死後の財産分与」、エンディングノートは「人生の記録」といえるでしょう。