形見分け

遺品(形見)を手元に残すことで、故人を偲ぶ習慣です。形見は遺品のなかでも、とくに在りし日に愛着を持って大切にしていたものを指します。形見を近親者に分けることで故人を供養するという、日本独自の風習でもあります。

現在では、形見分けは必ず行わなければならないものではありません。
しかし、亡くなった方をいつまでも記憶する方法として、大切にしていたものや愛用品を分ける習慣は今でも残っています。
とくに、年配の方々のなかには、形見分けを当たり前に行うという感覚が根付いていることが多いようです。

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