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2025.04.11

遺品整理で出た危険物(スプレー缶・電池・ライターなど)の捨て方・処理方法

遺品整理をしていると、スプレー缶や電池、ライターなど処分に困る危険物が出てくることがあります。このような危険物の適切な処理方法を前もって知っておくと、労力を要する遺品整理を安全かつスムーズに進めることができます。

この記事では、遺品整理で出てきた危険物の処理方法についてわかりやすく解説します。

 

遺品整理で出た危険物〜適切な処理方法とは

遺品整理で出てきた危険物を適切に処理するにはどうすればよいのでしょうか。
ここでは危険物の一例として「スプレー缶」「電池」「ライター」「マッチ」の処理方法をご紹介します。

※ごみの捨て方は自治体によって異なります。処分の際には各自治体の処理方法を必ずご確認ください。

 

スプレー缶の捨て方

スプレー缶を捨てる手順は次のとおりです。

 

1. スプレー缶の中身を出し切る
2. 透明(または半透明)の袋に入れる
3. 自治体指定のごみとして処分する

 

火災や事故を防ぐために、多くの自治体はスプレー缶に穴をあけずに処分するよう呼びかけています。
ごみの分別は自治体によって異なるため、各自治体が指定するルールに従うことが大切です。

電池の捨て方

電池は種類によって捨て方が異なります。

 

《乾電池・コイン型リチウム電池》
乾電池(アルカリ乾電池・マンガン乾電池)やコイン型リチウム電池を捨てる際は、まず電池の端子部分にテープを貼って絶縁状態(電流が流れない状態)にする必要があります。その後、各自治体のルールに従って処分します。

 

《ボタン型電池》
ボタン型電池を捨てる際も、電池にテープを貼って絶縁状態にします。その後は自治体のごみ回収ではなく、ボタン型電池回収協力店などに設置されている回収缶に入れて処分します。

 

《充電池》
充電池は「ニッケル」や「コバルト」などの資源として再生できます。他の電池と同様にテープを貼って絶縁状態にした後、リサイクル協力店などに設置されているリサイクル箱に入れて処分します。

ライターの捨て方

プラスチック製の使い捨てライターは、火が付かないよう完全にガス抜きをしてから捨てる必要があります。
ライターを使い切れずに不要になった場合は以下の手順でガス抜きを行いましょう。

 

1. ライターの操作レバーを押し下げ、テープや輪ゴムでしっかりと固定する
2. 火の気のない場所(風通しのよい屋外など)に半日から1日置いておく
3. 着火操作をして火が付かないことを確認し、各自治体のルールに従って処分する

マッチの捨て方

マッチは自治体のごみ回収で「燃えるごみ」として処分できます。
ただし、未使用のマッチを捨てる際には水に浸し、使えない状態(=火が付かない状態)にしてから処分する必要があります。一度に大量のマッチをごみに出さないよう注意書きしている自治体もあるため、量が多い場合は数回に分けて捨てるなどの対応が必要です。

 

危険物を処分するときの注意点

ここまで一般的な処理方法をご紹介してきましたが、危険物の捨て方は自治体によって異なる場合があります。処分に困るものが出てきた際には各自治体のホームページで処理方法を確認したり、購入先や自治体の関係部署に問い合わせたりして適切に処分するように努めましょう。

特に危険物は処理を誤ると重大なトラブルに発展するおそれがあります。「おそらくこうだろう」「これで大丈夫だろう」と自分の判断で処理するのではなく、捨て方がわからないものは各所に確認したうえで正しい方法で処理していくことが重要です。

 

処分に悩むものは遺品整理の専門家に相談しましょう

遺品整理を専門で行う会社は、遺品の取り扱いや搬出後の手続きについて正しい知識を持っており、適切な方法で処理しています。現代はリユースやリサイクルが基調となり、必要とする人に使ってもらえたり新たな資源として生まれ変わらせたりすることもできます。

大切な遺品を「ごみにしたくない」という思いは多くのご遺族様が抱いています。遺品整理会社ではそうした思いに寄り添い、作業後の遺品の行方にも配慮しています。遺品整理をしていて処分に悩むものが出てきた場合は、遺品整理専門の会社に相談してみることをおすすめします。

 

まとめ

自分たちで遺品整理を進めていると、捨て方や処理方法がわからない危険物が出てきて作業が止まってしまうことがあります。危険物の処理を誤ると火災や事故に発展するおそれがあり、大変危険です。また危険物以外にも、どうやって処理すべきかわからない遺品が出てくるかもしれません。故人の大切な遺品を適正に処理するために、正しい知識を持つ遺品整理会社に依頼することも検討しましょう。

遺品整理・生前整理の「ワンズライフ」では、故人様やご遺族様の心情に寄り添い「なるべくごみにしない」という配慮を大切にしています。遺品整理や生前整理をお考えの際には、ワンズライフまでお気軽にお問い合わせください。

 

この記事を書いた人
One's Ending編集部
関東の遺品整理専門会社(株)ワンズライフのメディア編集部です。 遺品整理、生前整理、空家整理に関することから、終活、相続税に関することまで。人生のエンディングにまつわる、役に立つ情報やメッセージをお届けしていきます。
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