先日、埼玉県越谷市宮本町で遺品整理を行ってきました。
今回のご依頼を頂いたのは娘様でした。何年も音信不通であった父親が亡くなってしまったので、父親が住んでいた部屋を片付けて欲しい、という案件でした。
娘様も長い間お父様とは会っておらず、お父様が亡くなった報告を受け、初めてお父様が住まれていた部屋を見に行って、これはプロの業者に依頼をしなくては片付けられないという事からご依頼を頂きました。
初めてお客様にお会いした時は、部屋の状況にかなり動揺し、不安になっていると感じました。
まずは、娘様が何を不安に思っているのかをヒアリングし、その不安を少しでも安心に変えられるように作業内容を細かくご説明してからの作業になりました。
娘様が心配に思っていたことは、部屋の荷物は一日で無くなるのか、部屋の汚れが酷いが綺麗になるのかという事でした。
この要望に答えられるように、社員一同、作業スピード、清掃に力を入れて作業を行いました。
部屋の大きさは1Kでしたが、膝下位まで新聞紙が積み上げられ、引っ越しを行った際に使用した段ボールが開けられていない状態のまま積み上げられていました。
新聞紙が床に積み上げられている現場は、足場が悪く滑りやすいので、朝礼時に安全に気を付けて作業をするように指示を出しました。
また今回は娘様からのご依頼で、段ボールの中、タンスや棚の引き出しを全て写真に撮って欲しいというご依頼があり、娘様からカメラを預かり一つ一つ写真に収めながらの作業になりました。
優先的に段ボールを開け、写真を撮り、取り終えた段ボールから仕分け作業を行うという流れで作業を進めていきました。
段ボールの中には、お父様が趣味でやられていた、航空関係の写真や書類、契約書やクレジットカードが多く出てきました。
お客様にお渡しする捜索物は、一つ一つ種類別で段ボールに分けてお渡しをします。
これは、お客様が現場から出てきた捜索物を確認しやすくするためです。
作業終了後に、きれいになった部屋を娘様に見ていただいた時の驚きの表情と感謝の言葉を聞いた際に、安心をしました。
気の利いた細かな作業、清掃に力を入れてくださっていてとても感謝しています。
という言葉を頂きました。
お客様への丁寧な作業、要望に少しでも応えられるよう、日々の業務に取り組み、お客様の期待を超えるサービスを提供し続けます。