グリーフケアを大切にする遺品整理士~炎天下の現場での2日間作業~(埼玉県桶川市末広)

こんにちは!グリーフケアを大切にする遺品整理士、長野大輔です!

まだ、梅雨が明けてはいないですが、暑い日が続きますね。湿気も多くすっきりしない天気が多いですが、現場では社員一同さわやかな気持ちで日々業務に取り組んでいます!

さて今回は、埼玉県桶川市末広での2日間の作業について書こうと思います。

現場は国道17号線中山道から、一本路地に入ったところにある立派な平屋建ての一軒家でした。目の前には、大きな畑があり、農作業をされている方がおり、とてものどかな雰囲気でした。

今回のお客様の依頼は、一人暮らしをしていた叔父が孤独死をしてしまい、近隣の方への配慮を考えて早急に作業をして欲しいとの事でした。孤独死をしてしまった場合、まず注意をしなくてはならないのは、匂いによる近隣の住民の方への注意です。この季節、気温も上がり、孤独死をしてしまってから発生してしまう匂いが一段と強くなってしまいます。なので、お客様と相談をし、まずは現場に伺い、匂いによる被害を最小限に抑えるために作業前に消臭器をかけることを提案させて頂きました。

現場に行き、家の中に入ると強い腐敗臭を感じました。まず、孤独死をしてしまった箇所を調べ、その箇所を清掃し、養生シートで塞ぎ、匂いが充満しないよう応急処置をしてから消臭器を掛けました。これにより、作業当日には、腐敗臭はあらかた無くなり、近隣住民の方への被害を防ぐことが出来ました。

事前に消臭作業を行う事には2つの利点があります。1つ目は、匂いによる近隣住民の方への被害を最小限に抑えることがあります。2つ目は、作業員が家の中に入り作業をしやすくするためです。匂いが強いと、意識がそちらにいってしまい、作業効率の低下に繋がってしまいます。事前に消臭作業をすることは大切なのです。

事前作業の効果もあり、作業当日は炎天下の中でも順調に作業を進めることが出来ました。

 

炎天下の中での作業という事もあり、お客様が我々作業員をとても心配してくださっていたのがとても印象に残った現場でした。飲み物の差し入れを頂き、作業中には声を掛けてくださり、とても気持ちよく作業をすることが出来ました。