こんにちは!グリーフケアを大切にする遺品整理士長野です!
10月に入り気温がグッと下がり季節が秋に移り変わっている事を肌で感じる毎日になりました。まだ気温の変化に差がありますが体調管理をしっかりと行い年内を元気に過ごしていきましょう。
さて今回は8月に3日間にわたり行った実家じまいと遺品整理の現場から、皆様にお伝えできればと思います。
8月の猛暑の中スタートした今回の現場はご依頼者様の実家で、お母様が最近までお住まいになっていました。
室内はとても広くお部屋数もあり大きな納戸、外回りには物置が3つあるため、ご依頼者様も自分たち兄弟だけで整理するには厳しいものがあるとおっしゃっていました。
今回、お母様が施設に入ることが決まり、入所をされた後のお見積りのご依頼をいただきました。
ご依頼者様のご要望は【遠方に居る兄弟が思い出の品を見た後に作業を依頼する事は可能か】【ピアノの引き取りは可能か】【少しでも物品をリサイクルして使ってほしい】
の3点でした。
ワンズライフでは上記のご要望にすべて答えることが出来るとお伝えしたところ、安堵の表情を見せていただけたのが印象に残っています。
書籍、食器、衣類がたいへん多いご自宅でしたがトラック3台分ほどの物をリサイクルすることができました。
ワンズライフが多くの物や家財をリサイクルできるのには理由があります。
物品を全て手に取り目視をして確認し、リサイクルできるものなのかできない物なのかを瞬時に判断する経験が弊社のスタッフにはあるからです。
リサイクルできる物品が多いのを目にしたご依頼者様は大変お喜びでした。
作業も終盤になり、ご依頼者様から色々と思い出話を聞かせていただくことができました。
綺麗になった部屋とお庭を見て、色々と思い出がよみがえってきたのでしょうか、ご依頼者様が「小さい頃この庭で友達と遊んだ楽しかった時間を鮮明に思い出しました。」とおっしゃられていました。
作業後の部屋を一緒に確認しながら「ここがお兄さんの部屋で隣が弟の部屋、ここが私の部屋でした。懐かしいですね。片付いた空間に立つと色々と思い出が出てきます。綺麗にしていただいたありがとうございました。」と言葉をいただいた事がとても嬉しかったです。
部屋を丁寧に片付けることにより、当時の思い出がよみがえり、お客様が目を輝かせていらっしゃるのを見るたびに、この仕事のやりがいを強く感じます。
ワンズライフが提供できるサービスは物を片づけるだけではなく、お客様の立場や気持ちに寄り添うことで、感じていただける価値があるのだと改めて感じました。
片づけた先に喜びや感動、お客様のお気持ちの整理があるのだと思っています。
これからもご依頼者様の思い出を丁寧に仕分け、整理していきたいとスタッフ一同感じた現場でした。
この度は弊社にご依頼をいただきありがとうございました。