価値のあるもの、価値のないもの、その両極端です
トランクルームでは整理よりも回収が急務
トランクルームを契約していた方が亡くなると、原則として契約解除となり、ご遺族さまや相続人さまはご自身の名義で契約するか、退去のためになるべく早く荷物を搬出するか、選択を迫られることになります。これまでの経験ではトランクルームに保管されているものは美術品や骨董品などの価値ある物、あるいは衣服や道具類などあまり価値のない物の両極端であることが多いようです。
なおトランクルームには落ち着いて仕分け、捜索、梱包などの作業をするスペースがないため、私ども遺品整理業者が荷物をお預かりし、倉庫等で遺品整理にあたります。したがって取りあえず荷物を搬出することが急務となります。
トランクルームの遺品整理の流れ
遺産相続で揉めている場合は公平な分配が必要不可欠
ご遺族さまが遺産相続で対立している場合も、トランクルームの荷物は宙に浮いた状態になりがちです。トランクルームの契約を解除し、荷物を回収して倉庫等で遺品整理するにしても、価値のあるものは公平に分配しなければなりません。揉めている場合は相続人さま全員に立ち会いをいただき、公平に分配しないといつまでも揉めることになります。
価値をきちんと査定できる専門家を招く
トランクルームに美術品や骨董品が保管してある場合は、その分野の専門家を呼んで価値を査定する必要があります。価値が分からないと話ができないからです。その価値によって、相続人さまに換金して分配するのか、物として分配するのか、正しい判断をしないとなりません。
トランクルームでは価値ある物を見落とさないこと
トランクルームの扉を開けてみると、単に荷物を置いているだけというケースがほとんどです。家の中が品物であふれ、それを解決するための保管場所になっています。その場合、置かれているものは、季節はずれの衣服、日用雑貨、道具類、自動車用品など、あまり価値のないものです。
しかし、なかにはトランクルームに趣味のコレクション、美術品、骨董品など価値のある物を保管している方もいらっしゃいます。遺品整理の際は油断せずに価値ある物を確認するとよいでしょう。
私どもワンズライフは捜索のご依頼がない場合でも重要書類や貴重品を見つけた場合はご依頼者さまにお引き渡ししています。