2022.01.24
人形の黒髪が白髪に!?~遺品整理・生前整理の現場から
遺品整理で家の中の物を搬出するにあたり、漠然とした不安や故人に対する後ろめたさを感じるご遺族の方も多くいらっしゃいます。
このような方に安心していただくために、遺品整理・生前整理を専門におこなう「ワンズライフ」では、僧侶による合同供養をおこなっています。
遺品がそのまま捨てられてしまうことに不安を感じている方は、遺品のご供養に対応した遺品整理サービスを選ぶのがおすすめです。
今回は、遺品整理・生前整理の現場で「人形」に起こった驚きの現象とともに、ゴミ屋敷になってしまう背景や合同供養に対応する「ワンズライフ」の遺品整理についてご紹介します。
白髪に変わった人形〜遺品整理の現場で起こった驚きの現象
工場オーナー様にご依頼いただき、ワンズライフがお見積りに伺ったとある工場ビルのお話です。
そのビルは売却活動中とのことでしたが、当時、建物内にはご依頼者様の親戚の方が住んでおられました。
売却にあたっては建物の中はすべて搬出しなければならないため、当然この方にも出て行ってもらう必要があります。
親戚の方は数年間家賃を払っていないとのことで、ご依頼者様は「数年分の家賃の代わりに建物の片付け費用を強制的に出してもらう」とおっしゃっていました。
そもそもこの建物を売却しようと思ったのは、人形供養のためであったといいます。
なんと、建物内に放置された人形の髪が、黒髪から白髪に変わってしまったというのです。
また、白髪に変わった人形以外にも、突然髪が伸び出した日本人形もあったそう。
このような現象が起こり始めたのは住人の方が続けて亡くなってからのことで、工場が稼働していた頃は何事もなかったといいます。
ご依頼者様が建物の売却に踏み切ったのは、建物内の人形に起こった驚くべき現象が発端となったのでした。
なお、この事例ではご依頼者様の知り合いの方がお祓い供養をされたとのことです。
ワンズライフでは、普段から故人様・ご依頼者様の気持ちに寄り添う丁寧な作業をモットーとしています。
この事例においてもご依頼者様のご意向に沿い、普段と変わらずに厳かに作業させていただきました。
ゴミ屋敷の背景には何があるのか
建物の中や外にモノがあふれ、周囲からもわかるほどゴミが山積みの状態で放置されたお家のことを「ゴミ屋敷」といいます。
ゴミ屋敷状態になると日常生活を送れるようなスペースはほとんどありません。
さらに、ゴミが道路にはみ出したり異臭を放ったりと、住人だけでなく近隣住民に影響が及ぶことも多々あります。
このようなゴミ屋敷になってしまう背景には「セルフネグレクト」が挙げられます。
セルフネグレクト(自己放任)とは、日常生活に必要な行為を自らしない人のことを指します。
世代を問わず誰にでも起こり得る症状であり、経済面での困窮や社会的な孤立、老化による判断力の低下などがセルフネグレクトを引き起こすといわれています。
セルフネグレクトになると「ゴミを捨てる」「片付ける」といった行動をする気力が起きなくなるため、どんどんゴミが増え続け、そのうちゴミ屋敷状態になってしまうのです。
また、ゴミ屋敷の住人は、モノを捨てられずにためこんでしまう「ためこみ症」になっていることも考えられます。
ためこみ症は精神疾患のひとつであり、その名のとおりモノを大量にためこむ病気です。
ゴミ屋敷の住人すべてがためこみ症になっているわけではありませんが、必要のないモノでもそれを「取っておくこと」に強い必要性を感じ、モノを手放すことに大きな苦痛がともなう場合は、ためこみ症を患っている可能性があります。
僧侶による合同供養に対応〜ワンズライフの遺品整理
ワンズライフの遺品整理では、僧侶による合同供養式を定期的に開催しています。
故人様が愛用していた衣服、写真・アルバム、人形、仏壇など、ダンボール3箱分まで無料にてご供養いたします。
ご希望により供養証明書を発行しております。また、ご遺族様の希望があれば、合同供養にご参列いただくことも可能です。
●ワンズライフの合同供養の流れ
1. お申し込み :ご供養を希望されるご遺族様はご契約の際にお申し付けください。 2. 遺品の保管 :合同供養の日までワンズライフにて大切に保管いたします。 3. ご供養 :僧侶をはじめとする参列者一同で心を込めてご供養いたします。 4. 遺品の処理 :ワンズライフが責任を持って適正に処理いたします。 |
まとめ
今回は、建物内に放置された人形の黒髪が白髪に変わってしまったことが発端となり、人形供養のために建物の売却に至った依頼者様の事例をご紹介しました。
遺品整理・生前整理の現場では、このような思いもよらない驚きの現象が起こることがあるのです。
遺品整理の専門業者「ワンズライフ」では、故人様の遺品や形見の品のご供養をおこなっています。
大切な遺品をきちんと供養したい、搬出した遺品をそのまま捨ててしまうのは心苦しいという方は、ワンズライフのお見積り時にお気軽にご相談ください。
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