遺品整理・生前整理の現場から～遺品査定士による買取

遺品整理の専門会社「ワンズライフ」では、故人様が遺された遺品の行方に配慮し、適切な処理を行っています。
遺品は故人様が生きていたことの証であり、「ゴミ」として簡単に処分できるものではありません。
まだ使用できるものは遺品査定士が査定・買取を行い、それを必要とするところに送って使っていただいています。

今回は、遺品査定士による買取の事例とともに、お客様から信頼を得るために心がけていることをご紹介します。

親の遺品整理・生前整理に「ゴミ」はない

遺品査定士として常々思うことは、親の遺品整理・生前整理で出てきたものに「ゴミ」はないということです。
一般の方にとってはゴミに見えるものであっても、その一つひとつが「親が生きていたこと」「そこで暮らしていたこと」の証だからです。
子どもの立場から見て、親が残したものをゴミとして扱われるのは抵抗があるという方は多いのではないでしょうか。

遺品整理会社「ワンズライフ」が行う作業は、産廃業者や不良品回収業者とはまったく異なります。
故人様やご遺族様の想いを汲み、ご依頼者様の代わりに作業をさせていただくということを、常に忘れてはいけないと思っています。
それが「心を込める」ということであり、ご依頼者様の気持ちに寄り添うことができるのは専門の遺品整理会社ならではだと自負しております。

遺品整理や生前整理をしていると、洋服や和服、家具、日用品、電化製品、食器など、さまざまなものが出てきます。
ワンズライフでは、残された家財のなかでまだ十分に使用できるものは買い取りし、必要としていただける方のところに送っています。
捨てるのは簡単ですが、ご依頼者様から遺品整理・生前整理をお任せいただいている身として、それらをゴミとして扱うことは到底できないのです。

ワンズライフの事例：遺品査定士による買取

今回ご紹介する事例は、遺品査定士による買取の事例です。
遺品査定士とは「遺品の査定・買取に特化した専門家」のことで、遺品整理士認定協会によって2014年から開始された日本初の遺品査定に関する資格です。
大切な遺品を適切な買取業者に引き継ぐ役割があり、自ら査定して買取を行ったり、仲介して各分野の専門家につなげたりしています。

買取できる遺品は多岐にわたり、特に家具や家電製品、ブランド物、切手・古銭などは買い取りしやすい品目です。
ワンズライフの事例では、ご依頼者様が老人ホームにご入居されるために不要となった車を買取させていただいたこともあります。
相場については私たちも事前にきちんと調べていますので、その車の買取価格は買取業者さんが付けた金額とほぼ同じくらいとなりました。

そのほか趣味のものでは、カメラやフィギュアなど多岐多様に及びますが、市場に出るものはそのものに見合った金額で買取させていただきます。

故人様がお使いになっていたものはそれぞれに人の想いが乗っており、使ってあげることが供養になると思っています。
以前、現地供養の際に来ていただいたお坊さんも、「人であれ、モノであれ、志半ばで天に召されるには悔いが残るので、天寿を全うさせてあげなければならない」とおっしゃっていました。

今後もワンズライフでは、故人様やご遺族様のお気持ちに配慮し、大切な遺品をそれぞれに適正な方法で処理してまいります。

遺品査定士としてお客様から信頼を得られた理由

ある遺品整理の現場では、親戚の方や知り合いの方とできるところまでは自分たちで片付けられたとのことで、整理した後の残りのものが床に散らばっている状態でした。

そのなかには家具や家電も残されており、お見積りの際にご依頼者様が「なんでも高いタンスだったそうなんですよ」とちらっとおっしゃっていました。
そのタンスをお調べし、遺品査定士として適正な価格をつけさせていただいたところ、いたく感動されたようで「遺品一つひとつに想いを持って見ていただいているところに感激しました」とのお言葉をいただきました。

こちらのご依頼者様は、お荷物を搬出した後は知り合いの方に賃貸なさるそうなので、お掃除やメンテナンスまでしっかりと対応させていただきました。
このメンテナンスという部分が、ほかの業者さんにはできないところでもあるため、ご依頼者様にご満足いただけるよう隅々まで丁寧な作業を心がけています。

ワンズライフでは、見積時もしくは作業日までに、遺品の売却を考えておられる方に概算の販売価格を参考価格としてお伝えしております。
ご依頼者様はその価格を参考に、これからの予定を頭の中でシミュレーションされているようで、「より具体的に考えられてよかった」とおっしゃっていただけます。
今後も「1円でも高く売れるようにする遺品整理」を心がけ、お客様の信頼を得られる遺品整理・遺品査定を続けてまいります。

まとめ

遺品整理・生前整理の現場にあるものは、そこで暮らしていたことを証明する「証」です。

ワンズライフでは「なるべくゴミにしない」という配慮を大切にし、買取できるものは遺品査定士による査定・買取を行っています。
物は使ってあげること、再利用してあげることが供養になると考え、搬出した後の遺品の行方にも気を配っています。

遺品整理や生前整理をお考えの方は、ワンズライフまでお気軽にご相談ください。