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2023.04.24

実家じまい~空き家整理の効率的なやり方と処分方法

フジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」(2022年9月30日放送)にて、ワンズライフが行う「家財整理サービス」の作業の様子をご紹介いただきました。

この日のテーマは「家財…遺品…相続…実家をどうする?」で、実家じまいに苦労されたというタレントの松本明子さんが登場。以前、ワンズライフ代表・上野貴子が家財整理の専門家として対談させていただいたことがあり、その際は実家の片付けはどうしても思い出に浸ってしまうために「なかなか思うように作業が進まなかった」とおっしゃっていました。

今回は、実家じまいの片付けを効率的に行うにはどうすればよいのか、空き家となった実家を処分する方法とともにご紹介します。

空き家整理の効率的なやり方

「実家にモノが大量にあって何から手をつければよいかわからない」
「モノを手に取るたびに親を思い出してしまってなかなか片付けられない」

 

実家じまいを行う際、このような悩みを抱える方は少なくありません。
実家に残された大量の家財道具の片付け、加えて実家じまいであれば親との思い出の品も数多くあるでしょうから、よりいっそう「なかなか片付けが進まない」「片付けを始めてもすぐに手がとまってしまう」ということになるようです。

 

空き家の家財整理を効率的に行うコツは「事前準備」にあります。
ここでは、ワンズライフが行っている空き家整理のコツを2つご紹介します。

 

片付けのコツ①:「残しておきたいもの」をリスト化する

空き家の家財整理を効率的に行うには、事前に「残しておきたいもの」を考えてから始めることが大切です。
ワンズライフでは、片付けを始める前にご依頼者様と一緒に「残しておきたいもの」をリスト化します。
こうすることで、家財道具のなかで「残すもの」「処分するもの」が明確になり、迷わずに作業を進めることができます。

 

「残しておきたいもの」が明確になっていないと、作業中に「これは残したほうがいいかな」「捨てるのはもったいない気がする」などと迷いが生じ、あれもこれもと残すものが増えていってしまいます。
あらかじめ「残しておきたいもの」をリスト化しておけば、頭の中も整理できるため、際限なく残すものが増えるということにはならずスムーズに作業できるでしょう。

 

片付けのコツ②:仕分けの種類別にダンボール箱を用意する

家財道具の片付けを行う際は、仕分けるものの種類別にダンボール箱を用意しておきましょう。
その際、「ダンボール箱に入らない分は処分する」などとルールを決めておくこともおすすめです。

 

単に「残すもの」「処分するもの」に分けると、その後に仕分けの作業を行う必要があるため、余計な手間がかかってしまいます。
はじめからダンボール箱を準備し、衣服はこっち、食器はこっちなどと分けて箱に入れていくようにすれば、仕分け作業を効率的かつスムーズに進めることができます。

 

空き家となった実家を処分する方法

親が亡くなって住む人がいなくなり、空き家となった実家を処分するには以下のような方法があります。

 

1. 仲介で売却
不動産会社に仲介を依頼する方法です。
販売活動から条件調整、重要事項説明、契約手続き、引き渡しまでを任せることができます。
買取よりも高く売れる可能性が高いものの、買主がいつ見つかるかわからない点はデメリットといえます。

 

2. 買取
不動産会社に直接買い取ってもらう方法です。
買主を探す手間と時間がかからないために仲介よりも早く実家を処分することができますが、買取の売却価格は一般的な売却相場よりも安くなります。

 

3. 親族間売買
親族の間で売買する方法です。
支払い方法や引き渡し条件などを柔軟に設定できるメリットがある一方、あまりに安い金額で売買すると「みなし贈与」が疑われやすくなる点に注意が必要です。

 

生前に親の希望を聞く時間を作っておく

実家じまいをスムーズに行うポイントは、親に体力と判断力があるうちに、おおまかな希望を聞いておくことです。
その際にエンディングノートを作っておくと、親がどのようなことを望んでいるのか明確になり、迷うことなく実家じまいの作業を進められます。

 

しかし、自分の親とはいえ、エンディングノートを書いてもらうことはなかなか切り出しづらいかもしれません。
その場合は、「私も書いてみたんだけど、お父さん(お母さん)も一緒に書かない?」というように、「(私と)一緒に書くこと」を強調しながら誘ってみるとよいでしょう。

 

エンディングノートには法的な強制力がなく、自分の思いや希望を自由に書き留めておくことができます。
実家の片付けをスムーズに行うため、何より親の思いに沿った実家じまいを行うためにも、生前に親の希望を聞く時間を作っておくことをおすすめします。

 

 

まとめ

実家じまいの家財整理を効率的に行うコツは、「残しておきたいもの」をリスト化し、仕分けるものの種類別にダンボール箱を用意しておくことです。
また、親が元気なうちに家財や家の処分に関する希望を聞いておくと、残された家族は迷わずに実家じまいを進めることができるでしょう。

 

家財整理の専門会社「ワンズライフ」では、整理のプロが家財道具を一つひとつ確認し、残すものと搬出するものに丁寧に仕分けします。
遺品整理や生前整理に限らず、自分や家族だけでは手がつけられなくなったお部屋の片付けもご依頼いただけます。

 

家財整理や空き家整理でお困りの方は、ワンズライフまでお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人
One's Ending編集部
関東の遺品整理専門会社(株)ワンズライフのメディア編集部です。 遺品整理、生前整理、空家整理に関することから、終活、相続税に関することまで。人生のエンディングにまつわる、役に立つ情報やメッセージをお届けしていきます。
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