現代社会が見える! 遺品整理の最新事情2019

投稿者: One's Ending編集部 | 2019年8月23日

近年、超高齢化社会によって「終活」が注目を浴びていることもあり、遺品整理や生前整理が注目されています。
そこで今回は、現代社会における遺品整理の最新事情を探ってみたいと思います。たとえば、デジタル時代における遺品整理の傾向、タンス預金をする人の増加、遺品整理業者との契約問題などです。いずれにせよ、現代社会において遺品整理に関してはいろいろと複雑な問題が山積みになっているようですので、参考になれば幸いです。

最近よく聞く「デジタル終活」って?

デジタル機器

最近増えているのが、「デジタル終活」。いわゆる実際の「遺品」ではない「デジタル遺品」の処理問題が発生するのを防ぐために、事前にスマホやパソコンなどにある情報を紙の書類に記録しておくことです。 具体的には、スマホやパソコンなどの持ち主が亡くなってそれらが「デジタル遺品」になってしまった場合、それらの機器に存在する情報の処理は面倒になります。たとえば、画像データや文章、継続的な利用によって料金が発生するサービス、登録された個人情報の処理などは、結果的に遺族を困らせることになります。そこで、そういった情報を紙に書き写しておくなどの「デジタル終活」が大切になります。 以前、こちらの記事でも少し触れましたが、じっくりと時間をかけて計画的にされることをお薦めいたします。

 

生前整理、遺品整理にフリマアプリを使う人が増えている!?

フリマアプリ

最近では、今流行りのスマホのフリマアプリを利用して生前整理や遺品整理する人も増えているようです。 これは、個人が売りたいものをスマートフォンで撮影して、「メルカリ」などのフリーマーケットアプリケーションを利用してインターネットで販売するというものです。その背景には、家族から「亡くなってからでは困るので事前に売って欲しい」というものや、家族の心理として「処分するぐらいなら、大切に使ってくれる人へ譲りたい」という想いがあるようです。リサイクルショップでは買い取ってもらえないようなものも欲し人さえいれば売れること、ショップ等より高く売れる傾向があることも人気の要因かもしれません。実際に、「遺品整理」「生前整理」等のキーワードでの出品も増えているとのことで、時代はすっかり変わったと言えそうです。 時間をかけてじっくりと整理をしたい方にはおすすめの方法ですが、売れるまでに時間がかかったり、発送ややり取りの手間がかかるため、急ぎたい方には不向きかもしれません。

 

タンス預金をする人が増えている!?

タンス預金

2017年の調査では、日本のタンス預金の総額は43兆円にものぼるのだとか。 実際に、当社ワンズライフでも故人様のタンスの裏から出てきた二つの金庫から合計2億円の現金を発見したことがありました。ご依頼者様からは当初、「金庫の中身は何もないので捨てて大丈夫です」と言われていました。しかし、何かあってはいけないと思い、念のためにご依頼者様の立ち会いのもとで金庫を開けさせていただいたところ、2億円もの現金を発見したのです。これは日経新聞にもとりあげられてニュースにもなりました。もしそのまま捨てられていたらと思うと、大変怖いことです。こういうケースがあるからこそ、遺品整理の資格をもつ信頼できる業者に依頼する必要があると言えます。

 

遺品整理サービス業者によるトラブルも増加している!?

総務省の実態調査によると、遺品整理や処分などを行うサービスへの需要が増えているそうです。考えられる理由は、一人暮らし高齢者と孤独死の増加によるもの、そして遺品整理を請け負う業者も増えてきていること。 しかし同時に、遺品整理サービス全体に関して相談件数も同時に増えつつあるそうです。実際のところ、遺品整理サービスに関しては、食品における厚生労働省や食品衛生法のように直接的に監督する行政機関がないことも相談の増加に拍車をかけていると言えます。 ちなみに、最も多い相談内容は、契約と解約について(約70%)、次に価格について(約36%)。 たとえば、見積りの時に急かされて契約したが、やはり信用できないので解約したい、そして解約を申し出たら高額なキャンセル料を請求された、など。挙げ句の果てには処分しないようにと依頼したのに勝手に処分や売却されたなどといったものまであります。こうした費用に関するトラブルの根本的な要因としては、双方の確認不足や詳細な契約書が取り交わされていないこと、そして一部の業者による悪意が挙げられると思われます。そこで、こうしたトラブルを避けるために、下記のことを気をつけましょう。

 

(1)見積りは複数の業者からとる
2~3社から見積りをとるのが安心です。理由は、作業量に見合う常識的な価格を知るためです。その時、事前に見積り料や出張料などが発生するかどうかも確認しましょう。また、キャンセル料が発生するのかどうかも事前に必ず確認しておきましょう。(当社ワンズライフは出張お見積り無料、キャンセル料も発生しません)

 

(2)契約内容は、作業内容の明細を精査する
どの作業をいくらでしてくれるのかといった項目や、追加料金に関する内容、作業のカウント単位は日数なのか時間なのか個数なのかなど、細かい項目を一つずつ比較しましょう。

 

(3)安すぎる業者には用心する
あまりにも安すぎる業者には注意が必要です。適正な処理をしていなかったり、あとで追加料金が発生する場合もあるからです。

 

(4)遺品整理士の資格をもつ業者を優先しましょう
「遺品整理士」の資格を保有しているなど、遺品整理に関して正しい知識と技術をもつ業者を優先的に選ぶようにしましょう。

 

(5)事前に、必要品と不要品を分けておくとベスト
トラブルを防ぐためにも、業者を呼ぶ前に大切な遺品と処分して欲しいものを分けておき、移動できない重いものなどには貼り紙をしておきましょう。

 

(6)遺品をリサイクルに回す業者へ依頼する
県などから認められた「道具商」などの資格をもち、正しい手順でリサイクルへ回すことができる業者へ依頼しましょう。

 

(7)トラブルになったら行政へ連絡する
契約を強引に迫る業者やキャンセルの際にトラブルになった時には、居住地の消費者生活センターや警察に連絡しましょう。

 

まとめ

今回は、現代社会における生前整理・遺品整理についてご紹介してみました。時代はどのように変わろうとも、当社ワンズライフではお客様が遺品の扱いに関してご安心いただけるようにひとつずつ目視で仕分け作業を行ってまいります。

 

出典/国民生活センター http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20180719_1.pdf

出典/総務省行政評価局総務課 http://www.soumu.go.jp/main_content/000574628.pdf

出典/総務省行政評価局 PDFの4pの中ほど http://www.soumu.go.jp/main_content/000542007.pdf

この記事を書いた人ライタープロフィール
One's Ending編集部 関東の遺品整理専門会社(株)ワンズライフのメディア編集部です。 遺品整理、生前整理、特殊清掃に関することから、終活、相続税に関することまで。人生のエンディングにまつわる、役に立つ情報やメッセージをお届けしていきます。

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