2019.10.04
遺品整理のプロとしての決意~ワンズライフの場合~
私たちワンズライフでは、遺品整理のプロフェッショナルとして、社員全員が守り続けている約束があります。
それは、「ご依頼者さまの心に寄り添うきめこまやかなサービスに努める」ことです。
今回は、当社のスタッフが遺品整理のプロとしてどのような決意をもって取り組んでいるかを、経験豊富な遺品整理士のブログを通して紹介してみたいと思います。
1.お客さまのお声をしっかりと聞き、心をこめて作業を行うこと
お客さまと初めてお会いしたときから、まずは一日でも早く安心していただくために、お客さまが何を望んでおられるのか、どのようにしたいか、どのようになりたいのかをしっかりとお聞きするようにしています。
たとえば、そこに住まわれていた人のお人柄やお客さまとの関係性、これまでの暮らしぶりなど。それらをすべてヒアリングしたうえで、私たちの方からお客さまへ、専門知識をふまえたうえでのアドバイスなどをさせていただくことにより、お客さまのストレスを減らすように努めています。
言うまでもなく、作業に関しては引き出しから箱や袋の中まで一つずつ目視をして正しい判断をしていきます。手際やマナーをはじめ時間や清掃の質まで気を配ることで、お客さまに大きな安心感をもっていただいています。
2.ご依頼者さまの期待を超えるサービスをめざすこと
当社スタッフが、常日頃から遺品整理のプロフェッショナルとして当然のことだと思っていることがあります。それは、ご依頼者さまの期待を超えることです。たとえば、こんな事例がありました。
お父様と何年も音信不通だった娘さんからのご依頼で、お父様が住まわれていたお部屋を片付けに行ったときのことです。娘さんは、部屋の状況にかなり動揺して不安になっておられました。そこで、娘さんから細かい内容をヒアリングしたところ、一番気にされていたのは、部屋の荷物は一日で無くなるのか、部屋の汚れが酷いが綺麗になるのかということでした。
この要望に答えられるように、社員一同、作業スピード、清掃に力を入れて作業を行い、無事「一日で部屋を綺麗にして欲しい」というご要望をクリアすることができました。作業後に見た、娘さんの驚きと安堵の表情が忘れられません。
「気の利いた細かな作業、清掃に力を入れてくださっていてとても感謝しています」というお言葉をいただくことができ、我々としても冥利に尽きると感じました。
3 「きれいな現場作業」をめざすこと
遺品整理士としてのスキルを上げて成長していくために、どうすればいいのか。当社のある遺品整理士はあることを考えました。
それは、「きれいな現場作業」にすることです。なぜなら、お客さまからの感謝で最も多かったのが部屋の清掃に関することだったからです。
「そこまできれいにしていただけるとは思っていませんでした」
「作業前の部屋とは別の部屋にいる気持ちです」
などの声をたくさんいただきました。我々遺品整理士としては、お客様の満足されたお顔を見ることに達成感を感じています。とにかく、そのお部屋にお住まいになっていた方への感謝の気持ちをこめて、きれいな現場作業にすることこそ、私たちの使命だと考えています。
4 仕事である以前に、「供養のこころ」を大切にすること
当社の社長である上野貴子は、10歳の時に父親を亡くしています。その後、上野は母親が生活の中で仏事を大切にしている姿を目にして育ちました。食事のたびの仏壇へのお供え、朝の外出時と夜の帰宅時のお線香をあげての挨拶など――。このような体験による供養の思想をワンズライフのスタッフが全員で共有できているからこそ、お客さまからありがたい感謝のお言葉をいただけるのだと思います。
遺品整理は、大切な方をお送りするひとつの感謝のかたちであり、供養の一部だと考えています。当社では、今後もお客さまのご依頼に対して全身全霊でお応えしていきたいと考えています。
おわりに
どのようなご感想をもたれましたでしょうか。当社の遺品整理士が日々、どのような決意と想いでご依頼者さまのご期待に応えようとしているかをご理解いただけたら幸いです。心のこもった遺品整理は、故人さまの供養にもつながるとの想いを忘れず、これからも精進してまいります。
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