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2022.12.17

遺品整理・生前整理の現場から~お客様の利益のためにできること

遺品整理・生前整理の専門会社「ワンズライフ」では、日々さまざまなご依頼をいただくなかで、出会った方々により利益を持ってもらうにはどうすべきか考えながらサービスを提供しております。
ご依頼者様のなかにはすぐにでも遺品を整理したい、早く更地にして売却したいという方もいらっしゃいます。
しかし、ご依頼者様の状況や建物の状態によっては、必ずしも遺品整理を急ぐ必要があるとは限らないのです。

今回は、亡くなったお父様名義の建物を1日でも早く相続放棄したいというご依頼者様の事例とともに、お客様の利益のためにワンズライフができることについてお伝えします。

 

【事例】父親名義の建物で母親が存命の場合のご相談

今回ご紹介する遺品整理の事例は、ご依頼者様のお父様が亡くなったために遺品整理を急ぎたいというご依頼です。
1日でも早く相続を放棄し、煩わしさから解放されたいとのご要望がありました。

 

不動産や資産価値のある物の相続には相応の手続きが必要です。
この事例では、お父様の相続人は配偶者の方(ご依頼者様のお母様)とお子様が二人、それぞれ長女の方(ご依頼者様)、長男の方(ご依頼者様の弟様)になるのですが、お母様と弟様は事情があって建物の相続が難しいとのことでした。

 

長女であるご依頼者様は、すぐにでも遺品を整理して建物を解体し、更地にして売却してしまいたいというご希望をお見積りの際におっしゃっていました。
建物が古いために、更地にしなければ売れないだろうと思い込んでいらしたようです。

 

しかし今回の場合、ご遺族様の中ではまずお母様が第一の相続人となります。
お母様ご自身で意思決定を行うことが難しい場合は、成年後見制度を利用し弁護士などの後見人をつけ、意思決定の代理となってもらう必要があります。

 

まずはお母様に後見人をつけること、それからお母様と弟様の相続放棄の手続きを行い、ご依頼者様が単独で土地建物の相続をするという流れになるでしょう。
そして慌てずゆっくりと、遺品整理や建物の解体、土地の売却などを行えばよいということになります。

 

なお、相応の手続きが必要となる相続とは違い、遺品整理作業についてはタイミングを選びません。

 

遺品整理会社のスタッフは相続の対象となる物は何かをきちんと把握し、全員がご依頼者様から伺った捜索物や思い入れのある品物について現場で共有しています。
お部屋にある荷物の搬出作業の際には一つ一つ手にとって仕分けを行うため、保険証券や有価証券といった貴重品を見逃すこともありません。

 

 

お客様の利益のためにできること〜ワンズライフの場合

今回の事例では、遺品整理の後は建物を解体し、更地にしたいというご依頼者様のご希望がありました。
お父様が長年住まれていた建物は古くなっており、更地の状態にしなければ売れないだろうと考えていらっしゃったからです。
お見積りをご依頼いただいた段階では、すぐにでも遺品整理を進めたい、1日でも早く売り払ってしまいたいとのご要望でした。

 

しかし、ご依頼の現地はお父様がその土地に住み始めて50年余りの間に2回建て直しを行っており、現在は3代目の家になるそうで、まだ築19年とのことでした。
ご依頼者様には、解体費用をかけて更地にして売り出す場合と、このまま家財を搬出してクリーニングをかけ、中古住宅の現状渡しで売り出す場合とでは500万円は違いが出るだろうということをお話しさせていただきました。

 

ワンズライフでは、ご依頼いただいたお客様により利益を持ってもらうにはどのようにすればよいのか、常に考えながら作業にあたっています。
今回のご依頼者様からは、「ほかの遺品整理の会社さんではこんなことまで話してくれるところはなかった」「ほかの会社さんは遺品整理をすることに一生懸命なだけだった」と、非常に喜んでいただけました。

 

ワンズライフが行う遺品整理は、単なる片付けにとどまらない、故人様の「生きた証」と「想い出」に寄り添う作業です。
そして、お客様の利益のためには何ができるのか、さまざまな角度から最善の方法を検討し、お伝えさせていただいています。
作業にあたるスタッフは遺品整理のプロフェッショナルとして専門的な知識と豊富な経験を備えており、「ワンズライフに頼んでよかった」とご満足いただけるサービスを提供できると自負しております。

 

 

まとめ

今回ご紹介した事例のように、亡くなった父親名義の建物があって母親(父親の配偶者)が存命の場合、遺族の中では母親が第一の相続人となります。
建物を解体するにしても、まずは母親の相続放棄の手続きを行うことになるため、流れに沿って慌てずに進めていくことが大切です。

 

また、今回のご依頼者様はすぐにでも更地にして売却したいとのご希望がありましたが、建て直しにより建物の築年数が浅かったため、中古住宅の現状渡しという方法もご検討いただくようお伝えしました。
遺品整理の専門会社「ワンズライフ」では、さまざまな状況を考慮したうえでお客様の利益のために最大限できることをご提案させていただいています。

 

遺品整理や生前整理、空き家整理をお考えの方は、ワンズライフまでお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人
One's Ending編集部
関東の遺品整理専門会社(株)ワンズライフのメディア編集部です。 遺品整理、生前整理、空家整理に関することから、終活、相続税に関することまで。人生のエンディングにまつわる、役に立つ情報やメッセージをお届けしていきます。
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