2024.11.12
年賀状じまい・終活年賀状の書き方や例文をご紹介
年賀状の準備には多くの時間と手間がかかり、特に高齢になると年賀状のやり取りが大変になってくるかもしれません。
この場合は、相手に対する日頃の感謝を伝えつつ、以後は年賀状を辞退する旨を報告しておくとよいでしょう。
これを「年賀状じまい」といい、若い人の間でも書面による年賀状のやり取りからメールやSNSでの挨拶に切り替える人が増えています。
この記事では、年賀状じまい・終活年賀状に何を書けばよいのか、書き方のポイントや参考になる例文とともにわかりやすくご紹介します。
年賀状の準備には多くの時間と手間がかかり、特に高齢になると年賀状のやり取りが大変になってくるかもしれません。
この場合は、相手に対する日頃の感謝を伝えつつ、以後は年賀状を辞退する旨を報告しておくとよいでしょう。
これを「年賀状じまい」といい、若い人の間でも書面による年賀状のやり取りからメールやSNSでの挨拶に切り替える人が増えています。
この記事では、年賀状じまい・終活年賀状に何を書けばよいのか、書き方のポイントや参考になる例文とともにわかりやすくご紹介します。
年賀状じまい・終活年賀状とは
年賀状じまいとは、年賀状のやり取りをしている相手に対し、その年を最後に年賀状のやり取りを辞退する旨を伝えることです。
また、年賀状じまいとして送る最後の年賀状を「終活年賀状」といいます。
年賀状じまいをするのは高齢だけが理由ではなく、これまでの人間関係を見直したい、年賀状よりも気軽にやり取りできるメールやSNSでの挨拶に切り替えたいなど、さまざま理由が考えられます。
これまで年賀状を送り合っていた相手に対して何も伝えないままやり取りを終えてしまうと、何も知らない相手は「何かあったのだろうか」と心配してしまうかもしれません。
必ず送らなければならないものではありませんが、以後も良好な関係性を保つためには年賀状じまいをしておくのが望ましいでしょう。
一方で、一度年賀状じまいをすると、心境の変化があって年賀状のやり取りを再開したくなったときに送りづらくなってしまうかもしれません。
年賀状じまいでは、やり取りをしていたすべての人との年賀状を辞退するケースもあれば、一部の親しい人とのみ年賀状のやり取りを続けるケースもあります。
年賀状を辞退しても後悔しないか、再開の可能性も踏まえてしっかりと検討することをおすすめします。
年賀状じまいの書き方
年賀状じまい・終活年賀状は、その年をもって年賀状を辞退する旨を伝えるものです。
書き方の決まりはありませんが、以下の要素を取り入れると相手に失礼のない年賀状じまいが行えます。
・新年の挨拶と日頃の感謝
・年賀状じまいの宣言
・年賀状じまいの理由
・結びの言葉
年賀状じまいでは、今年をもって年賀状を辞退し、来年からは新年の挨拶状を控える旨を伝えます。
その際はただ「年賀状じまいをします」と宣言するだけでなく、「この度の定年退職を節目として」「高齢により筆をとるのが難しく」など、年賀状じまいの理由もあわせて伝えるようにしましょう。
詳しく書く必要はありませんが、年賀状の辞退を伝える文面で、あまりに簡潔な文章では失礼と捉えられることがあります。
年賀状じまいを受け取った相手がどう感じるかという視点を持つことが大切です。
高齢が理由の年賀状じまいでは難しい場合もありますが、年賀状に代わる連絡手段を書き添えるのもよいでしょう。
メールアドレスやSNSのIDを添えて、今後はこれらを通して交流を続けたい旨を伝えると好印象です。
年賀状じまいの例文
いざ年賀状じまいを書こうとしても、なかなか文章が思いつかずに手が止まることもあるかもしれません。
ここでは年賀状じまい・終活年賀状の参考になる例文をご紹介します。
定年を理由に年賀じまいをする場合
旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました
私ごとではございますが、この度長年勤めた職場を定年退職いたしました
これを節目として、以後皆様への年賀状を控えさせていただきたく存じます
今後も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします
皆さまのご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます
高齢を理由に年賀状じまいをする場合
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました
さて私も高齢になり体力の衰えを日々感じるところであります
誠に勝手ではございますが、来年からは新年のご挨拶状を控えさせていただきたく存じます
体調に支障があるわけではなく健康に過ごしておりますので、
今後も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします
皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げます
まとめ
年賀状じまい・終活年賀状はあくまで「年賀状によるやり取りを辞退するもの」であり、相手との交流をやめてしまう必要はありません。
直接会えない相手でも、新年の挨拶や感謝の気持ちを伝える方法は年賀状に限らず、電話やメール、SNSなどさまざまな方法があります。
年賀状じまいを送るときは、これを最後に年賀状を控えることを理由とあわせて丁寧に報告しつつ、これからも変わらずに交流を続けたい旨を伝えるとよいでしょう。
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