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2018.06.11 (2021.08.13 One's Ending編集部 加筆)

遺品整理を業者に頼むメリット7つ。デメリットや業者の選び方も紹介

大切な家族が亡くなって心の整理がつかないなかで、残された故人の愛用品を整理するのは精神的にも肉体的に大変なことです。
とくに故人が生前整理などをしておらず急逝された場合には、住まいに生活感が残ったままになっています。
遺品整理をしようと部屋に入ったものの、呆然と立ち尽くしてしまう方もいらっしゃるでしょう。
そんなときに頼りになるのが、遺品整理のプロです。
実は、ご遺族だけで遺品整理を行うよりもメリットが多いことをご存知でしょうか?
そこで、遺品整理を業者に依頼するメリットだけでなく、デメリットや優良な業者を選ぶ際のポイントについてわかりやすく解説いたします。

遺品整理業者に依頼する7つのメリット

遺品整理を専門業者に依頼するメリットは数多くあります。
ここでは主なメリットを7つ挙げてみます。
ひとつずつ具体的に見ていきましょう。

 

1:時間を節約できる

遺品整理は四十九日法要や初盆供養、一周忌などといったご遺族一同が集まるときに行う方が多い傾向にあります。
故人の供養や法要などを行ったあとに遺品整理をする場合、時間の余裕はほとんどありません。
遺品が大量にある場合には、ご遺族総出で整理を行ってもなかなか片付かないでしょう。

また、故人のお住まいが賃貸物件であった場合は早めに遺品整理を済ませて退去手続きを行う必要があります。
退去手続きをしなければ、家賃をずっと払い続ける状況になるからです。

早く遺品整理したかったり時間を節約したかったりするなら、業者に依頼するのをおすすめします。

 

2:体力的な負担を軽減できる

遺品整理は想像以上にきつい作業です。
一軒家丸ごと遺品整理する場合には、荷物の量が多いため片付けるのに時間がかかります。
困難案件と判断されるような場合では、プロの手によっても、3~5日間程度かかる場合もあるほどです。
故人の住まいがエレベーターのないマンションやアパートなどであれば、大型の家電や家具などを搬出するだけでも重労働となります。
自治体のゴミ処理施設などに持ち込むときは、不用品を載せるトラックなどの準備も必要ですし、ゴミの分別や荷物の積み降ろしも自分たちでやらなければなりません。

業者は不用品などの搬出もすべて行ってくれますので、肉体的な負担を減らすことができます。

 

3:心の負担を軽減できる

大切な家族の思い出が残る住まいを片付けるのは、精神的につらいものです。
遺品整理では物の持ち主がいないため、どのように処分したらよいのかを残されたご遺族が判断することになります。
すべてを出して要不要の判断することも、心の負担になるでしょう。

業者のなかには、遺品整理士という専門の資格を持っているスタッフが在籍しているところも多くあります。
遺品整理士は一般の不用品回収業者とは異なり、ご遺族に寄り添い遺品を大切に扱うことを自分たちの使命としています。少子超高齢化の日本社会に求められ生まれた新しいサービスのプロフェッショナルなのです。
経験豊富なプロを頼ることで、悲しみやストレスを軽減することができるでしょう。

 

4:相続などさまざまな分野についてアドバイスをもらえる

依頼する業者によっては、素人では専門的な分野についての相談にも乗ってもらえます。
たとえば、デジタル遺品整理・相続手続きの流れ・空き家対策などについて頭を悩ませるご遺族が多いでしょう。
当社ワンズライフでは、顧問弁護士、提携業者と連携をとることが可能です。
相続関連以外にも、空き家の売買やリフォームなどの相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

5:大切な遺品の捜索をしてもらえる

故人が亡くなり相続などを行う段階になって、貴重品や不動産関連の書類などがどこにあるのかわからなくて困ったという話をよく耳にします。
故人が認知症であった場合には、しまった場所を忘れてしまったり身の回りのものを片付けられなかったりして、部屋がゴミ屋敷のようになってしまうことも多いのです。

そういったゴミ屋敷状態の家でも、遺品整理業者は遺品を捜索できます。
遺品整理の経験豊富なプロで遺品を捜索するノウハウを身につけているので、ほぼ確実に見つけることが可能です。
当社ワンズライフでは、本などもすべて中身を確認し、大切なものを見逃さないよう細心の注意を払っております。

 

6.遺品の供養もしてもらえる

仏壇・ご位牌・神棚・人形などは遺品のなかによくあるものの、処分するには供養しておきたいものの代表例です。
多くの遺品整理業者で供養サービスなどを行っていますので、遺品のなかに該当するものがある場合には念のため確認して利用を検討してみましょう。

 

7:遺品の買取りをしてくれる場合も

遺品整理業者の中には古物商許可を持っていて、買取りを行ってくれる場合もあります。
骨董品や趣味のものなどといった詳しい方でないと貴重なものかどうかわからないものは、ご遺族が価値を知らなければそのまま処分してしまうこともあるでしょう。
その点、遺品整理業者が買取りまで一貫で行ってくれると、価値をその場で見極められるので貴重品を捨てることがなくなります。
そのほか、新しく状態のよい家電や家具、書籍なども買取りの対象です。
家電や家具などはただ捨てるだけでも、リサイクル料金や粗大ゴミ手数料などが必要になります。
処分費用がかからず買取りで収入を得られるのはとても助かりますね。

 

遺品整理を業者に依頼するときのデメリットも紹介

遺品整理を業者に依頼するメリットについて解説しましたが、もちろん気になるデメリットもあります。
デメリットも知ったうえで、業者に頼むかどうか考えてみましょう。

 

自分で行うよりも費用がかかる

業者に依頼すると、自分で遺品整理を行うよりも費用はかかります。
しかしながら、実は自分たちで遺品整理をする場合でもお金はかかることが多いのです。
自分たちだけで遺品整理を行うケースと業者に依頼するケースとで、費用対効果を考えて検討してみましょう。
自分で遺品整理をするときにかかる費用として、次の4つが挙げられます。

・遠方から訪れる場合の交通費や宿泊費
・不用品の処分費用(自治体の粗大ゴミ収集手数料や家電リサイクル料金など)
・不用品を搬出する際に必要な軽トラなどのレンタル料金
・ゴミ袋やダンボール、紐などの片付けグッズ

遺品整理に慣れていない方が行えば作業日数もかかるため、結果的に業者に頼んだほうが安く済むこともあります。

 

故人との思い出を整理する時間がない

遺品整理をしながら、故人を偲ぶ時間が欲しいと思われる方もいらっしゃるでしょう。
また、「大切な家族の遺品整理を業者に任せるなんて不義理なのでは?」と、抵抗感を持っていらっしゃる方もいるではないでしょうか?

時間に余裕があって、遺品をそのまま保管できるのであれば、故人を喪った悲しみをゆっくり癒せるかもしれません。
しかしながら、現実的には相続の問題があって実家を撤去したりリフォームしたりする必要が出るケースもあります。
また、遺品整理を長期間行うことで、ずっと故人を喪った悲しみから抜け出せないということもあるでしょう。
もしつらすぎて遺品を整理できないという方は、業者を頼ってみてはいかがでしょうか。

 

悪質な業者とのトラブル

遺品整理業者は近年どんどん増えています。
このため、残念ですが経験の浅い業者や悪質な業者が存在することも事実です。
業者の選択を誤ると、見積もりとは違う追加料金を取られたり、残しておいてほしい遺品を処分されたり、などというトラブルにつながります。
次の章では優良な業者を見分けるポイントをご紹介しますので、業者選択をするときの参考にしましょう。

参照 国民生活センター 

 

優良な遺品整理業者を見分けるポイント

遺品整理を業者に依頼することは、精神的・肉体的な負担を軽減できるなどメリットがたくさんあります。
しかしながら、なかには悪質な業者がいることも現実です。
優良な遺品整理業者を見分けるポイントを3つご紹介します。

 

電話やメールでの対応が丁寧

電話やメールでの対応が丁寧な業者は、依頼主の方の要望にもしっかり応えてくれます。
反対に、雑な印象があったり契約を急かしたりする業者は、信頼して任せるのが難しいでしょう。
遺品整理を一生のうちに何度も依頼する方はほとんどいません。
わからないことがあっても当然ですので、疑問や不安を解消できるように時間をかけてくれるのはよい業者の証です。
依頼主ひとりひとりに、丁寧に向き合ってくれる業者を選びましょう。

 

無料で見積もりし、料金の内訳が明瞭

優良な遺品整理業者は電話やメールでの問い合わせ後、無料で訪問して見積もりをしてくれます。
依頼主が遠方の場合など仕方がないこともあるのですが、現地訪問なしでの見積もりはトラブルのもとになるためおすすめできません。
見積もりで出された料金内訳が明瞭であることも優良業者を見分けるポイントです。
内訳がわからないと、作業後に追加料金などが発生する可能性もありトラブルになります。
可能な限り、複数の業者から見積もりをとって、比較検討してみましょう。

 

遺品整理士が在籍

遺品整理士とは、一般社団法人遺品整理士認定協会による講座などを受講された方が保有できる資格です。
遺品整理士は一般の不用品回収業者やハウスキーピングのスタッフとは異なり、ご遺族に寄り添って丁寧に遺品を仕分けられます。
遺品整理が在籍している業者は安心して依頼できるでしょう。

 

まとめ

遺品整理を業者に依頼するメリットやデメリット、優良な業者の選び方について解説しました。
遺品整理を業者に頼むと精神的・肉体的な負担が少なくなるといったメリットが大きいものですが、デメリットもあります。
悪質な業者もいるため、依頼する際は自分に合った信頼できる会社を事前にいくつか決めておくことが大切です。
そして、いざというときは候補となる業者に連絡して、相見積もりを依頼しましょう。
複数の業者の見積もりをとることで、優良な業者を見分けて納得して遺品整理を依頼できるはずです。

 

この記事を書いた人
One's Ending編集部
関東の遺品整理専門会社(株)ワンズライフのメディア編集部です。 遺品整理、生前整理、空家整理に関することから、終活、相続税に関することまで。人生のエンディングにまつわる、役に立つ情報やメッセージをお届けしていきます。
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