2024.01.12
遺品整理で出てきた写真の整理方法と処分する方法をご紹介
遺品整理をしていると、故人が残した写真やアルバムが出てくることがあります。
故人の大切な思い出として残しておきたいけれど、大量の写真が出てきた場合にはどうやって整理すればよいのかわからない、処分するにしてもそのまま捨ててしまうのは抵抗があると感じる方は多いでしょう。
今回は、遺品整理で出てきた写真を整理する方法・処分する方法についてわかりやすく解説します。
遺品の写真をどう扱うべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
遺品の写真を整理・処分する流れ
遺品整理で出てきた写真を整理・処分する手順は以下のとおりです。
2. 年代やイベントごとに分類する
3. 他の遺族と話し合いながら残す写真を決める
4. 残す写真を整理し、残さない写真は処分する
まずはどのくらいの写真が残っているのか、全体の量を把握することから始めます。
次に、年代やイベント、故人が写っているもの、故人が写っていないもの(景色や建物)など、写真を分類する基準をあらかじめ決めておき、それに沿って仕分けていきます。
そして、分類した写真のなかから「残す写真」を選び、残すものは整理、残さないものは処分します。
遺品の写真を整理する方法
遺品整理で出てきた写真を整理するには以下のような方法があります。
アルバムを作成する
残しておく写真はばらばらにせずに、アルバムを作成してまとめて保管するのがおすすめです。
アルバムを作っていれば、家族や知人など故人と深いつながりのあった人たちとも共有しやすくなり、故人の大切な思い出をきれいな状態で残しておくことができます。
また、「アルバムに入る分だけ残す」とあらかじめ決めておけば、保管スペースに困ることもないでしょう。
データ化する
写真をデータ化すると、保管スペースがなくても大量の写真を残しておくことができます。
写真は年月が経つとどうしても色あせなどの劣化が現れますが、デジタルデータにしてしまえばそのような心配はなく、いつまでもきれいな状態を維持できます。
データ化する際にバックアップ(複製した元データを別のメディアに保存すること)もとっておけば、誤ってデータを消してしまっても慌てることはありません。
写真のデータ化はスマートフォンのスキャンアプリなどを使って自分で行うこともできますが、残しておきたい写真が大量にある場合は専門業者にお任せするのがおすすめです。
費用はかかるものの、プロに任せることで手間なくきれいにデータ化してもらえます。
他の遺族や知人に渡す
他の遺族や知人など、故人と近しい関係にあった人たちに写真をお渡しする方法もあります。
数枚であれば保管スペースに困ることもないですし、故人との大切な思い出の写真は「持っておきたい」と思う方もいるでしょう。
一方で、何の連絡もなく突然写真を渡しても相手を困らせてしまう可能性があるため、写真を渡したい相手がいる場合はあらかじめ連絡をとっておくとよいでしょう。
遺品の写真を処分する方法
遺品の写真を仕分けし、「残さないもの」に分類した写真はどうやって処分すればよいのでしょうか。
一般的には以下の2つの方法が考えられます。
一般ごみとして処分する
写真は一般ごみとして処分することができます。
ごみの分別は「燃えるごみ」で出すのが一般的です。
ここで注意したいのが、写真の個人情報です。
写真に人物を特定できるような情報が写っている場合は、処分する前にシュレッダーにかけて細断するか、はさみで細かく切っておきましょう。
処分する写真が大量にある場合は新聞紙などにまとめて包み、ガムテープでしっかりと留めてからごみに出すという方法もあります。
供養する
遺品整理で出てきた写真は、お寺や神社でお焚き上げしてもらうこともできます。
故人の写真をごみとして処分することに抵抗がある場合は、お焚き上げを行っているお寺や神社を探し、ご供養してもらうとよいでしょう。
また、遺品整理を専門に行う会社であれば、故人が残した写真やアルバムのご供養に対応している場合があります。
ワンズライフでは僧侶による合同供養を営むことができ、ご希望があればご遺族様に参列していただくことも可能です。
遺品の保管からご供養、処理まで責任を持って対応しておりますので、ご希望の方はお気軽にお申し出ください。
まとめ
遺品整理で出てきた写真は「残すもの」と「残さないもの」に仕分けし、残す写真はアルバムを作って保管する、デジタルデータとして保存するなどの整理方法があります。
また、残さない写真の処分方法としては、一般ごみ(燃えるごみ)として処分する、お寺や神社でお焚き上げをしてもらうなどの方法があります。
遺品整理会社によってはサービスの一環としてご供養に対応していることがあり、写真やアルバムなど故人の思い出の品を預かってもらえます。
あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
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