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2020.12.14

香典返しの時期とマナーとは?手渡す際に使える挨拶例文を紹介

葬儀でお世話になった方に行う「香典返し」。
香典とは本来、葬儀にかかる費用を相互で補い合い、遺族の経済的負担を軽減するためのものでした。
本来は返礼をする必要はありませんが、現代では、忌明けの挨拶状に添えて品物を贈るのが一般的となっています。

最近は、通夜や告別式の当日に式場で会葬礼状と品物をお渡しする「即日返し(当日返し)」を行う方も多いようです。

今回は、この香典返しの時期とマナーについて解説します。香典返しを直接手渡しする際に参考になるお礼と挨拶の言葉の例をご紹介します。

香典返しのマナー

香典返しを贈る時期や金額の相場、適した贈り物について詳しく解説します。

 

香典返しを贈る時期はいつ?

仏式の場合、基本的に忌明け頃もしくは四十九日当日から1ヶ月以内のタイミングで贈ります。
もしも香典返しのタイミングに間に合わなかったときは、ご挨拶が遅れてしまったことをお詫びする文言を添え、品物をお渡ししましょう。

 

ただし、香典返しに添える「忌明けの挨拶状」と、通夜や葬儀に参列してくださった方へお渡しする「会葬礼状」は別のものです。
香典返しや忌明けの挨拶状は多少遅くなっても構わないとされていますが、会葬礼状はなるべく早めに出すことをおすすめします。

 

・仏式……忌明け頃もしくは四十九日当日から1ヶ月以内
・神式……三十日祭か五十日祭頃
・キリスト教(プロテスタント)……1ヶ月後の昇天記念日のあと
・キリスト教(カトリック)……追悼のミサのあと

 

香典返しの金額の相場は?

香典返しは「半返し」といって、いただいた金額の半額程度の品物をお渡しするのがマナーです。
供花やお供え物など、現金以外の形でご厚志をいただいたときも、想定される金額の半額程度でお返しを準備します。

 

高額な香典をいただいた方へのお返しの相場は?

親族や故人と親しい方から高額な香典をいただいたときは、3分の1から4分の1程度の品物をお返しします。

 

また、即日返しの相場は2,000~3,000円程度ですが、高額な香典をくださる方がいると、即日返しの金額が半額に満たないこともあるでしょう。
そういった場合は、即日返しで不足した金額分の品物を準備し、忌明け後に改めてお渡ししましょう。

 

香典返しに適した贈り物・適さない贈り物

香典返しは弔事ですから「長く残らないもの」がよいとされています。以下に、香典返しのギフトに適した品物と、適さない品物をまとめました。

 

【OK】香典返しのギフトに適した品物
・消え物……食べてなくなる消耗品は、ほかの人に不幸が及ぶのを消滅させるという意味を含んでいる。海苔、調味料、お茶やコーヒーなどの飲み物、お菓子(和菓子、洋菓子どちらでもOK)が定番。

・白い物……仏式では、仏の世界に白装束で旅立つことから、白い物を香典返しに贈ることも。シーツ、ハンカチ、タオルが定番。

・洗い流す物……不幸を洗い流すという意味合いから、香典返しの品物によく選ばれる。洗剤やせっけんが定番。

 

【NG】香典返しのギフトに適さない品物
・慶事に贈る物……結婚式や祝賀パーティーといった慶事の引き出物に選ばれるものは、弔事では贈らないほうがよいとされている。かつお節、昆布、お酒は避けた方が無難。

・四つ足生臭もの……四つ足の動物の肉や魚類は、宗教上の理由や地域の風習によってタブーとされていることが多いので、やめておいた方がよい。

 

最近はカタログギフトをお返しに選ぶ方も多い

香典返しのギフトに悩んだ際は、カタログギフトにするのもひとつの方法です。
肉や魚といったタブーな品物も、カタログギフトの中から選んでいただくのであればマナー違反にならないとされ、香典返しのギフトとして人気があります。
カタログギフトは、贈る側が価格やコースを決められるため、いただいた香典の金額に合ったからログを選ぶことが可能です。
また、受け取った側はカタログの中から好きな商品を注文できることから、贈る相手を選ばないというメリットもあります。

 

香典返しの掛け紙のマナー&表書きの書き方

香典返しでは「のし紙」ではなく「掛け紙」と呼ばれるもので品物を包みます。
もともと、のし紙はお祝い事や記念品を贈るときに用いられるものですので、弔事の際には使用しないのがマナーです。
そのため、香典返しの贈り物は掛け紙といって、水引だけが印刷された紙を使います。

 

水引の色は、宗教や宗派、地域によっても異なりますが、藍銀、白黒、黄白から選ぶのが一般的です。
表書きは「志」が宗教を問わず使えます。
その他、関西では「忌明け」や「満中陰志」「満中陰」を使用することもあるようです。
水引の下には「○○家」と喪家の姓を書きます。

 

香典返しを贈る時のお礼・挨拶の言葉の例を紹介

遠方にお住まいの方には香典返しを配送することもありますが、できれば手渡しして、直接感謝の気持ちをお伝えしたいものです。
ここでは、香典返しを直接手渡しする際に参考になるお礼と挨拶の言葉の例をご紹介します。

 

目上の方

「葬儀に際しましては、ご臨席とご厚志のお心遣いをありがとうございました。おかげ様で無事に○○(続柄)を見送ることができ、四十九日法要も滞りなくすませることができました。ささやかながら供養のしるしをお持ちしましたので、お納めください。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」

 

まずは、参列いただいたこと、香典をいただいたことに対するお礼を述べます。
次に、香典返しの品をお持ちしたことを伝え、今後に向けてのご挨拶をするという流れです。
要点を押さえ、簡潔な言葉でまとめるようにしましょう。

 

職場の方

「葬儀の際はご臨席とお心遣いをいただき、ありがとうございました。おかげ様で無事〇〇(続柄)の葬儀を終えることができました。突然お休みをいただき、大変ご迷惑をおかけしたしました。本日から仕事に復帰しますので、どうぞよろしくお願いいたします」

 

目上の方へのご挨拶と同じく、はじめに参列していただいたことと、香典をいただいたことへのお礼を述べましょう。
次に会社を休んで迷惑をかけたことへのお詫びと感謝の気持ちを伝え、今後に向けての挨拶で締めくくります。

 

まとめ

香典返しは忌明けに行うことが多いとはいえ、品物や挨拶状の準備には時間がかかります。
諸々の手続きと並行しながら、日数に余裕をもって準備を行いましょう。

 

今回は一般的な仏式のマナーをご紹介しましたが、弔事の慣習は地域や宗教によって異なります。
不明な点があれば、親族やご近所の方、葬儀社に相談するのがおすすめです。

 

この記事を書いた人
One's Ending編集部
関東の遺品整理専門会社(株)ワンズライフのメディア編集部です。 遺品整理、生前整理、空家整理に関することから、終活、相続税に関することまで。人生のエンディングにまつわる、役に立つ情報やメッセージをお届けしていきます。
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